メルカリを始めてみたはいいものの・・・メルカリで売れない!なんで?とお困りの方、いらっしゃいませんか?

メルカリはCMの効果もあり、利用者が急増しています。新着ページをスクロールすれば、毎秒すさまじい数の商品が出品されていることがわかります。ライバルが多いため、購入してもらうのは実は結構難しいんですよね。

あまりに売れない日々が続くと挫折してしまう人もいるかもしれません。
でも諦めないでください・・!メルカリで上手に売るためには少しコツがあるんです。これから説明するテクニックを取り入れてみてください。今回はアパレルに絞って解説します。

メルカリは写真が命

ずばり、メルカリは写真が命です。メルカリでは検索結果に商品画像と値段しか表示されません。つまり、写真から得られる情報だけを頼りに、気になる商品に目星をつけていくことになります。

見た目の印象はとても大切です。例えばあなたが婚活サイトを見ているとしましょう。何百という人間の顔写真がズラズラと表示されます。まず、見た目が気になる人からクリックしますよね。身だしなみも整っていない、タイプではない、写真写りの悪い人をあえてクリックはしないことでしょう。

「大切なのは中身!中身で勝負!」でも、まずはクリックして貰わないことには中身を見てもらうことができません。

メルカリも同じです。購入者の希望に合致する条件の品物がズラズラと表示されます。それはそれは膨大な数です。その中から、まずは「クリックして貰うこと」、これが非常に大切で、意外と難しいのです。それではクリックして貰える写真を撮るにはどうすればいいのでしょうか?

清潔感のある写真を撮る

視覚から得る情報は思いの外多く、購入者は無意識のうちに写真から様々な情報を読み取ろうとします。

まず購入者が求めるのは「清潔感」です。清潔感の感じない人から何かを購入したいとは思わないはずです。衣類や服飾雑貨など身に着けるものなら尚更ですよね。清潔感を感じる写真を撮るように工夫してみましょう。

商品は最高のコンディションに

撮影の前にアイロンをかけシワを伸ばしておきましょう。毛玉があるときは毛玉取りで可能な限り除去してください。

シワシワの服は買う気になりません。また、物を大切に扱わない、雑な出品者だという印象を受けます。本当に傷や汚れはないだろうか?丁寧に梱包してくれるだろうか?ちゃんと発送してくれるのだろうか?と不安な気持ちになり、購入をためらってしまうのです。
出品した瞬間からあなたのその服は「商品」です。自分でできる範囲の最高のコンディションにしておきましょう。

生活感を感じさせない写真を撮るコツ

つぎに撮影場所についてです。散らかった部屋が映り込んだり、柄物の絨毯の上で撮影していませんか?散らかった部屋からは清潔感を感じられませんから、フレームに入らないようにしましょう。

また、柄物の絨毯を背景にした場合、商品が背景に埋もれてしまい目立たなくなります。色同士の相性が悪ければ魅力を感じにくくなるため、背景は「白」がおすすめです。

白色の背景からは、明るさや清潔感を感じ、商品そのものがわかりやすく魅力を引き立てます。

①壁掛け撮影法

服をハンガーに掛けて撮影をする方法です。

吊り下げることによって皺ができず、全体像も確認しやすくなります。服そのものがシンプルなもので画面が寂しいようであればフェイクグリーンなどをあしらって色味を足してあげるのもよいでしょう。

ハンガーもプラスチック製のものより木製のもののほうが、商品を格上げして表現することができ、プチプラのお洋服でもそれなりに見えます。逆に素敵な商品でも、クリーニング店で貰ったプラスチックや針金ハンガーに吊り下げていては、安っぽく見えてしまいます。とても勿体ないですよね。

撮影のポイントは扉や衣装ケース、テレビなど生活感のあるものをフレームに入れないことです。また、撮影は明るいところで行い、商品全体がフレームに収まるようにしましょう。

以下は襖の鴨居にひっかけて撮影したものと、白壁に引っ掛けて撮影したものの比較です。同じ商品でも印象が違って見えませんか?同じ値段、条件であれば白壁のほうを選ぶ人が多いのではないでしょうか?

家に撮影可能な白壁がない場合は鴨居に引っ掛けて撮影しても構いません。ただし、襖の戸や鴨居がフレームに入らないようにアップにして撮影してください。
襖が白であれば白壁と同じ効果が得られますよ。

②床置き撮影法

賃貸住宅などで壁面に傷をつけることができない方や、家族と同居で自由にカスタマイズできない方、壁面に家具がズラリと並び、白壁が用意できない方も居ると思います。そういった場合は床面において撮影しても構いません。床面において撮影する場合の注意点は「皺をできるだけ無くすこと」です。

また、畳よりフローリングのほうが印象が明るくなります。畳の場合は生活感を感じますし、畳自体に色がありますので、色の相性が悪ければ魅力が半減してしまいます。

畳で撮影したものとアンティーク調のフローリングで撮影したものの比較です。なんとなくフローリングのほうがオシャレに見えませんか?

昔ながらの木造住宅や狭いワンルームマンションなどでフローリングスペースが確保できない・・という方も安心してください。さきほどのフローリングに見えた床、実はフローリングではありません。

100円ショップの「リメイクシート」です。これは家具などに貼ってリメイクするために使用するシール状のシートで、インテリアシートやデコシートなど、様々な名称で呼ばれており、セリア、キャンドゥ、ダイソーなどの100円ショップにて手に入ります。今回これを下に敷いて撮影しただけです。(写真はセリアのもの)

写真の中だけをオシャレに演出すればいいのです。リメイクシートはリネン柄やレンガ、コンクリートなど様々な柄が販売されています。USBやパソコンなどのIT機器はコンクリートの壁紙を、ハンドメイドアクセサリーなどはリネン柄の壁紙を、といったように出品する商品によって背景を簡単に変えることができるためとても便利なアイテムです。

壁面が用意できない場合や、雑貨、小物の撮影に取り入れてみてください。

撮影の際、自分の影が映り込むという場合は遠くからズーム機能を使用して撮影すれば影が映り込みませんし、リメイクシートの反射も抑えることができますよ。

③コーディネート撮影法


アパレルショップでマネキンに着せてある洋服につい目を奪われてしまいませんか?本当はトップスを買いに来たのに、コーディネートを見てアウターも買ってしまったり、ふらっと立ち寄っただけだったけれどマネキンが着用している服に一目惚れしてしまったり。
誰しもマネキンを見て衝動買いをしてしまった経験があるのではないでしょうか。

コーディネート画像も同様に、着用例を示すことで買い手にイメージを想起させ購入意欲を促進させる効果があります。衝動買いをして貰いやすくなるのです。

また商品のみの画像ばかりの中でコーディネートの写真は目を引きます。スタイルに自信がある場合は着画(着用画像)でもOKです。

しかし、アウターが可愛い!と思ってクリックしたのに出品している商品がトップスだった場合は買い手をがっかりさせてしまうことにもなります。コーディネートに使用した商品をすべて出品すればそういった事態は回避できますし、セットで購入してもらうチャンスにもなるので上手に取り入れましょう。

3 画像加工を施す

基本となる写真の撮影が出来たら次は画像の加工です。
メルカリにはオシャレ加工ができるフィルター機能が搭載されていますがあまりお勧めできません。なぜならば、おしゃれなフィルターをかけると色味が変わってしまい、トラブルの元になるからです。

ここで施す加工はオシャレなフィルター加工ではなく、色味を変えない範囲でより明るく鮮明な画像に仕上げる加工を施します。もし、その商品がノーブランドのものではないのであれば、ブランド名を写真に入れてみましょう。

メルカリで商品を購入するパターンは2つあります。

一つ目は欲しいものや好きなブランドがあり、ブランド名や商品名で検索をかけてパトロールするパターン。もう一つは、「グレーのトップス」など、ブランド名にこだわらずに商品を検索するパターンです。

一つ目のパターンではターゲットとなるブランドに絞り込んで検索をかけているため、ブランド名を写真に入れるメリットはありません。

しかし二つ目のパターンではブランド品、ノーブランド品が一緒に表示されます。メルカリでは商品の写真と価格しか検索結果に表示されないため、クリックするまでそれがノーブランドであるかブランドものであるか判断できないことが多いのです。

もし出品している商品がブランド品であるならば、アピールしないのはもったいないですよね。

その商品が必ずしもハイブランドである必要はありません。ユニクロなどのプチプラブランドでも大丈夫です。

ユニクロやGUであっても、どこで手に入れたのかわからないノーブランドのものよりも誰もが知っているブランドであることによって安心感を得られるからです。

ブランド名は出来るだけ商品のデザインの邪魔にならない場所に読みやすく入れます。あまり主張しすぎると安っぽさが出るので、できるだけシンプルに入れてください。

加工アプリは「ラインカメラ」がおすすめです。ラインカメラでは「1:1」の比率で撮影できるモードがあるため、「1:1」モードで撮影すれば商品がフレームからはみ出ることもありません。また明るさやコントラストの調整も細かに設定できます。テキスト入力機能も備わっており、フォントの種類も豊富です。メルカリ出品に必要な機能はすべて備わっているため、お気に入りのアプリが見つからない方は試してみてくださいね。

加工前と加工後の比較です。明るさとコントラストの調整、文字入れ、トリミングを行いました。加工前よりも魅力的になったと思いませんか?

写真は商品全体がわかる全体写真、柄やデザインのディティールがわかるもの、傷や汚れ箇所のアップ写真、洗濯表示タグ、ブランドロゴなどを掲載しましょう。写真の枚数は多ければ多いほど良いと言えます。

例え全体写真が魅力的でもそれ一枚だと「傷や汚れを隠しているのでは?」と感じてしまいます。傷や汚れがある箇所は正直に載せておきましょう。後々トラブルになります。

売れる商品の説明書き

数多くのライバル商品の中からめでたくあなたの商品がクリックされました。しかし勝負はここからです。折角写真が魅力的でも商品説明でその商品の状態がイメージできなければ購入してもらえません。
大切なのは買い手が知りたがっている情報を簡潔にわかりやすく記載することです。よくあるダメな説明書きがこちらです。

情報が少なすぎる

「グレーのトップスです」

・・・・・写真を見ればわかりますよね。
試着できないのですから、購入者は商品説明から現物をイメージするしかありません。

着丈はどれくらいなのか?素材はどういったものか?透けるか?ボトムの場合、ウエストは何センチか?ゴムか?細身か?傷や汚れの詳しい状態は?

出来るだけ多くの情報を記載し、イメージしやすいようにしてください。いちいちコメントして確認するのは二度手間ですから、購入者は面倒に感じてしまいます。

また、あまりに情報が少ない説明書きはいい加減な印象を受けます。本当に在庫があるのだろうか?ちゃんと発送してくれるのだろうか?トラブルにならないだろうか?と不安になってしまいます。同じ商品が複数出品されていた場合、間違いなく商品説明が丁寧な方を選ぶでしょう。

購入者が安心して速やかに購入できるよう、必要だと思われる情報はあらかじめ記載しておきましょう。

説明書きが読みづらい

「着丈わ45㎝で、150cmのあたしが着てちょうどいいです。生地は厚めなので春とかまで着れると思います。袖は七分丈になってて、柄はストライプでビジューが可愛いです。ゆったりした感じです」

文章から知性を感じられませんし、全部読まなければ必要な情報が手に入りませんよね。購入者は数多くの商品の中から自分の条件に合うもの選ぶため、一つの商品を眺める時間はそんなに多くありません。

あまりに長い説明文は読む気になりません。折角品物が良くても説明を読むのが面倒になってバックしてしまうかもしれませんね。必要な情報は箇条書きにし、傷み具合などの補足情報を追加しましょう。また、幼稚な言葉遣いは避け、丁寧に記載しましょう。

説明がぶっきらぼう

「着丈45㎝
七分丈
フリーサイズ
使用感あり」

必要な情報が記載されていてもどうでしょうか・・これだけだと冷たい印象を受けませんか?文章から人柄が判断し難いためちょっと怖いな・・と感じてしまいませんか?メルカリでは購入者同士でやり取りを行いますから、冷たい印象を受ける相手との取引はためらわれてしまいます。

適度に顔文字を入れたり、文章を柔らかくして接しやすい雰囲気を作りましょう。

送料込みで出品する!

商品は可能な限り送料込み価格で出品しましょう。着払い(送料購入者持ち)である場合、購入者にとっては送料がいくらかかるかわからないため、購入をためらってしまいます。また、宅配ボックスの利用ができないため、留守中受け取りにくいというデメリットも。

とはいえ、出品者にとっては手元の現金の減る心配のない着払いが便利ではあります。そういった場合はらくらくメルカリ便を利用しましょう。らくらくメルカリ便を利用すれば、送料は売上代金から差し引かれます。したがって手元から現金が減る心配はありません。

大切なのは再出品

こんなに時間と労力をかけたのに売れない・・そんなこともあります。毎秒膨大な数の品物が出品されているメルカリですから、せっかく出品した商品も新着商品にあっという間に押し流されていきます。

ウェブで何か調べ物を行う時にせいぜい2~3ページ以内から必要な情報を収集しますよね。30ページ目、40ページ目まで遡ることはあまりないと思います。メルカリで商品を探すときも同様です。根気よくスクロールし続け、1か月、2か月前の商品に目を留めるということはそれほど多くありません。

メルカリの公式アプリページでも「売れた商品の約半数が24時間以内に売れている!」と記載されています。

これはどんな商品でもすぐに売れる、と解釈することもできますが、24時間以内に目に留まらなければ売れにくくなる、ということでもあります。

これだけ聞くと「売れないんじゃないか・・」と思ってしまいますね。ライバルの多いメルカリですが、購入者も膨大な人数であることを忘れてはいけません。あなたが出品したその瞬間、沢山の人がメルカリを見ています。

売れなかったら再出品!誰かの目に留まるまで何度でも再出品をしましょう。

メルカリに出品したけど中々売れないという方はこれらのテクニックを一度試してみてください。
もし売れなくてもすぐに諦めずに再出品し続けましょう。いつか売れる時が来ますよ!

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